2024年 DAEGU LOCAL CONNECT 協約式のご報告

韓国の社会企業「共感シーズ」と宿場JAPANが協定を締結
日本&韓国スタッフ同士、ワークショップや街ツアーで親睦深めた2泊3日


2024年1月10日、株式会社宿場JAPANは韓国の大邱において、現地でゲストハウス「共感ゲストハウス(EMPATHY GUESTHOUSE)」を運営する社会的企業「共感シーズ(EMPATHY SEEDS)」と協定を締結しました。今回の協定は、ともに「ゲストハウス及び旅行業を通して社会課題を解決する」点において志を同じくする両社代表が、「LOCAL CONNECT」というスローガンの元に今後の協業、共同の取り組みを行うことを合意したものです。

宿場JAPANは、「『SHUKUBA』の輪を全国に」を理念に掲げ、旧東海道品川宿を拠点に「地域融合型」宿泊施設の企画・運営を行ってまいりました。創業から変わらず目指しているのは、小さな宿の感動から地域と世界をつなぎ、人や文化に寛容な人材と多文化共生社会をローカルから実現すること。今後は「全国」を「世界」に広げ、ゲストハウスという究極のローカルビジネスを通して社会課題解決を後押しするきっかけを生み出していきます。

[ 協定式に参加したゲストハウス6社 ]

ゲストハウス蔵
Daegu ZERO Guesthouse

締結のきっかけは偶然のゲストハウス訪問
コロナ禍を乗り越えて結ばれた絆

今回の協定締結は、日本側の5つのゲストハウスのうちの一つ「神戸ゲストハウス MAYA」の代表であるパク・チョルン氏と共感ゲストハウス代表であるキム・ソンア、イ・ジョンウ夫妻との出会いがきっかけでした。神戸滞在時に偶然宿泊先としてMAYAを選んだ夫妻とパク氏は短い時間で交流を深め、次回は韓国で会うことを約束。しかしコロナ禍を受けてその夢は一時保留に。その後、状況が落ち着いたことを受けて、パク氏がゲストハウス運営ノウハウを学んだ宿場JAPAN代表・渡邊を連れて2023年の夏、念願の渡韓を果たします。互いに国籍や事業を起こす経緯は違えども、共に「旅を通した人との交流」をベースに社会をローカルからより良く変革する、という志を同じくし、同時に新時代におけるツーリズムを模索していた両社代表はすぐに意気投合、今回の協定締結を行い、今後ともに新しい道を交流を行いながら、旅人に対する新しい「旅を通した気づきと社会課題の解決の実践」を実施していくことになりました。

「旅を通した人との交流で、世の中をより良く」
同じ志の実現に向け当事者間の交流からスタート

スローガンは「LOCAL CONNECT」。締結にあたり、まずは自分たちが「繋がる」ことを体験しようと考え、日韓の代表とスタッフ陣、総勢約50名が、共感ゲストハウスの活動拠点である大邱でにて対面。初日から伝統的な韓国食、大邱の歴史資料館、歴史を感じさせるツアーガイド、市民の生活の場である市場などのカルチャースポット巡り、さらにはグループに分かれた課題解決ワークショップなど、盛りだくさんの2泊3日の行程を体験しました。

ここから始まる、サステナブルな多文化共生社会を築くための
東アジアのローカルネットワーク

2日間のワークショップなどのプログラムを終えて、滞在最終日に行った協定式。地域社会の共生と多文化共生社会の実現と社会課題の解決のため、現地での旅行、経験、交流を軸に、お互いに協力することを誓いました。協定に賛同するゲストハウス全6社は、固く握手を交わし、国を越えた同志を見つけた喜びに思わず涙を流す一幕も。今に至るそれぞれの軌跡が一つになり、未来への大いなる希望が確かに灯された記念すべき会となりました。


[ LOCAL CONNECTで締結した内容 ]

私たちは、各ローカルコミュニティ(地域社会)や多種多様な文化が互いを脅かすことなく共生する社会の実現、社会課題の解決に向けて、ローカル地域への旅行・体験・交流を基盤としながら、互いに協力していくことを誓います。

地域の魅力を知ることができる旅の企画提案
未来を担う人材の交流
相互理解を育む
多文化共生/相互支援
旅行やゲストハウスを通しての文化交流

社会課題の解決
地域コミュニティの社会的価値を具現化
民間交流を通じた地域経済と社会の成長

まずは第2回「LOCAL CONNECT」を来年2025年に開催することを目標に掲げ、国内外の宿同士の連携を増やし、社会課題の解決をテーマに掲げた旅行やイベントなどをともにつくっていくための活動を展開していきます。
すでに日本国内チームだけでなく、日韓でのオンラインでの話し合いやオフラインでの相互訪問を進めています。また、私たちの行動指針や活動内容に共感していただける宿や企業、個人などの仲間を増やしながら、「LOCAL CONNECT」活動の輪を少しずつ拡げていく予定です。まずは日本国内チームでは、品川で行われる地域での祭りに合わせたブース出店等を予定しています。目下準備中の企画も含め、今後の動向はSNSにて順次お知らせしていきます。

私たちが目指すのは、地域や国を越えてともに社会課題に向き合い、よりよい社会を自分たちの手でつくっていく、大きなコミュニティです。国内外のゲストハウスが繋がり、互いに連携してそれぞれの「まち」に貢献する事業を展開し、その収益の一部が社会をよりよくするための課題解決事業に分配されていく。自分たちの会社、自分たちのコミュニティ、自分たちの国など、足元の範囲だけの豊かさではなく、もっと広く世界を捉え、ともに豊かになるべく富が分配される社会。相互扶助がビジネスを回し、その循環が旅行者の喜びや楽しさに直結し、個々人の豊かさがさらに社会・世界全体を豊かにしていく・・そんな新しいツーリズムを、未来を、本気で実現したいと考えています。

これまでのツーリズム
都市から人を呼び寄せることで、都市からのリソース(人やお金)を地方に分配する仕組み
LOCAL CONNECTが目指すツーリズム
都市や地方、国を超えて各地域が相互にリソースを交換し合い、地域課題も解決する仕組み

旧東海道沿いの風情ある宿場町「品川宿」に位置するゲストハウス

JR「品川」徒歩12分
京急「北品川」徒歩2分
〒140-0001
東京都品川区北品川1-22-16
TEL: 03-6712-9440

歴史ある長野・須坂の町にある築130年の小さな古民家ゲストハウス。

長野電鉄「須坂」徒歩12分
〒382-0086
長野県須坂市本上町39
TEL: 026-214-7945

港町・神戸で、「地元にいちばん近い旅」をお手伝いするゲストハウス

阪急「王子公園」徒歩4分
JR「灘」徒歩5分
〒657-0836
兵庫県神戸市灘区城内通4丁目4-10
TEL: 090-9856-8280

地元を愛する群馬出身オーナーが営む群馬県藤岡市の鬼石地区そのままの暮らしを味わうゲストハウス

〒370-1401 群馬県藤岡市鬼石414-2
TEL: 080-7684-0480

Empaty guesthouse

元病院をリノベーションした、旅を通して身近な社会課題と向き合う入り口としてのゲストハウス

32 Jungang-daero 79-gil, Jongno 2(i)-ga, Jung-gu, 大邱, 韓国

Daegu ZERO Guesthouse

繁華街の中央に位置する、賑やかな大邱市街地を散策するのに最適
「ゼロ・ウェイスト」(ごみを出さない)を実践する環境にやさしいゲストハウス

2-3F, 9, Dongseong-ro 12-gil, Jung-gu, 41913 大邱, 韓国