【転載】長野 須坂より台風19号被災者 募金の御礼

以下の文章はゲストハウス蔵のオーナー山上万里奈の文章を転載したものとなります。

【台風19号被災者 募金の御礼】

台風19号直後、支援物資の件では、こちらのFBを通して、本当にたくさんの方々にご協力頂きました。
中にはこれまでお会いしたことのない方もお越しいただいていたので、
すべての皆さまにきちんとお礼ができていませんが、この場を借りて、感謝の気持ちをお伝えしたいです。

本当に、ありがとうございました!!

また、今回特に募金は表立って募っていたわけではありませんが、こちらもたくさんの方々が募金をしてくださいました。

また、皆さまから頂いた支援物資の衣類ですが、必要としているご家族に届けたり取りに来ていただいたりしましたが、それでも余ってしまった衣服については、すべて2nd streetさんなどに持ち込み、お金に換えさせていただきました。

「服」としては、お届けできなかったものも、形を変え、被災した方の力になればと思い、勝手をお許しください。

そして、今回支援物資を届けたいと思っていたご家族の方々から、必要なものは?と聞いた時に、「スタットレスタイヤが流されてしまった」という話がでました。そこで、今回救援物資で常に協力し続けてくれた Brenda Kanetaさんに相談したところ、ブレンダさんが多くの募金を募ってくださいました。

さらに、いつも蔵に遊びに来てくれる Yuka Fukaya がちゃも愛知の仲間たちからの募金を届けてくれました!
宿場JAPAN の仲間、品川の仲間、神戸の仲間、 Kobe Guest House MAYA 神戸ゲストハウス萬家 のイベントで神戸の皆さまからも募金を頂きました!

ということで、
1.遠方からわざわざ募金してくださった皆さまからの募金
2.蔵ゲストたちからの募金
3.併設のカフェのお客さまからの募金
4.ブレンダさんが集めてくださった募金
5.Second Streetで換金した分のお金
全ての合計で 307,711円が集まりました!

この集まった皆さまからの気持ちをどう届けようか迷いましたが、もともと顔の見える友人・知人を助けたいということで支援物資を集めた経緯もあります。
また、大きな団体や市町村もそれぞれ募金を集めていますが、どうしても、それは直接、その一つ一つの家族には「お金」という形では渡りません。

でも、今回募金をお届けした方と話しても、今はとにかくお金がかかると。新しいアパートを見つけ、家電などを買いそろえ、家具も必要。毎日の生活は待ったなしで続きます。何か申請手続きをしたり、くれる人が現れるまでもちろん待ってなんていられないのです。いくらあっても、きっとお金は足りない。

だから、今回の集まった募金は、とても個人的なつながりになってしまいますが、つながりのあったご家庭に直接お金を渡すこととさせていただきました。

皆さまからの募金をお届けするご家庭は下記の7件です。


エリア:豊野町中央
家族構成:ママ、小4(男)、小2(女)、おばあちゃんの4人家族被害状況:全壊。フルリフォーム予定


エリア:豊野町中央
家族構成:ママ、パパ、高1(女)、中2(男)、小5(男)、小3(男)の6人家族。
被害状況:全壊。新たに新築を別の場所に建設予定


エリア:豊野町
家族構成:大人2名・子供4人
被害状況:新築全壊


エリア:豊野
家族構成:大人2名・子供3人
被害状況:全壊


エリア:穂保、決壊場所
家族構成:ご主人、奥さん、子供2人、おじいちゃん、おばあちゃん
被害状況:保険的には全損・新築流されて母屋、蔵、倉庫、一階床上浸水


エリア:穂保、決壊場所
家族構成:ご主人、奥さん、娘さん、おばあちゃん
被害状況:母屋、蔵、倉庫、床上浸水


エリア:豊野
家族構成:おじいちゃん・おばあちゃん・娘さん
被害状況:母屋・工場1階浸水

ご協力いただいた皆さま、
本当にありがとうございました。

今も毎日ボランティアの人が代わる代わる蔵に宿泊してくれています。
そして、ボランティアに行くだけが支援じゃない。行きたくても行けない人、体力に自信のない人、みんなそれぞれが、自分のできることを、自分のできる範囲で、いろんな形で支援しているんだというのがわかります。

まだまだまだ支援が必要です。
自分にできることを。

11月19日 ゲストハウス蔵 山上万里奈