【御礼&報告】外国人帰国困難者支援の状況と近況

はじめに

 新型コロナウイルスにより罹患された方々、および関係者の皆さまに心よりお見舞い申し上げます。 私達にできる事として、外国人の帰国困難者に無料宿泊の提供を開始して2ヶ月が経過しました。今日まで様々な形でご寄付や支援があり、ここでは近況をご報告させていただきます。

現在の帰国困難者状況は4カ国6名が滞在

 現在までにインドネシア、フィリピン、スリランカ、フランス、ナイジェリア5カ国、6名の方がご滞在されています。

帰国に至るご事情としては、アルバイトがなくなり生活が難しくなった留学生や、搭乗予定のフライトが急遽キャンセルとなり次便の出航未定となった方、お金が底をついた旅行者など、様々です。緊急事態宣言中で、外国人というだけで、移動や滞在も嫌厭されがちで情報やサポートも少なく苦労されたようです。

チェックイン時、数日分のみ食料持参の方、ご飯を2日に1度1食だけと決めて、長期間のお金を使わない生活に備えている方もいました。いらっしゃった際も皆さん、顔がこわばった感じで緊張感を感じました。

SNSシェアとメディア掲載の協力から届いたご寄付・物資

当初スリランカの方から、宗教上習慣上、香辛料スパイスとお米の希望がありました。近隣の店舗で入手しにくいリクエストに直面し、ヘルプの声を上げました。長期滞在で必要な物資で日持ちもするものと合わせて声を上げている中、メディアからの取材がありました。取材の効果と皆さんのSNSでの情報シェアなどで、食料などがすこしずつ集まりだして、ご滞在の方たちの表情にも笑顔が見えるようになりました。

取材依頼を受けたメディア、日経新聞、読売新聞、毎日新聞、品川経済新聞、FMしながわ、ドイツ国営放送、ドイツ、国営放送ラジオ、NHK、NHKワールド、フジテレビ、TBS、日本テレビなど。※下記一部リンク掲載します

掲載1 読売新聞(5/30)

掲載2 品川経済新聞 
https://shinagawa.keizai.biz/photoflash/4958/

掲載3 NHK 
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200602/k10012455121000.html

掲載4 ドイツ国営放送
https://www.facebook.com/watch/?v=289948108827759

ご支援のご紹介①(寄付金・物資)

本日までに下記皆様(順不同)より。他にも匿名寄付者からもご寄付いただきました。心から御礼申し上げます。ご本人に直接送られたものは直接届け、宿あてに頂いたものは、適宜取れるよう陳列して、配布しています。

TSエコファーム様 
旧東海道品川宿周辺まちづくり協議会様
名古屋植野様
静岡まりこ宿たまちゃん
一心寺様
クロモンカフェ ウスバ様
さわやか信用金庫品川支店様
日本ヨーク株式会社様
東京サラヤ様
十三屋様(6/11訂正)
山口様
うなどこ・田辺様
田中様(品川区)
ハレルヤ工房様
シャンティカレー大竹様
寺辻様 過去ご滞在ゲスト
クロモンカフェ岩本様
田中優・由香様
玉那覇様リピーター
大越様
A・M様
よしながおじさん
神田様
ゲストハウスnanmo nanmo
ご近隣A
ご近隣B
竹中茂雄様
アトリエパレット様
しながわ観光協会F様
アクアクララ
スリランカ大使館 ロシャン様
北品川本通り商店会様
品川区 阿部様

保存食、お米、スパゲティ、レトルト食材、清掃洗剤、布切れ、アルコール、次亜塩素消毒液、掃除用具、使い捨て、コップなど

ご支援のご紹介②

東京以外でも無料宿泊にご協力頂ける施設がございます。

新潟県の「San san Yuzawa cafe and bar & Backpackers」様 が帰国困難者のお受け入れを賛同頂いています。ご掲載が少し遅れてしまいましたが、東京以外の施設で数名のご協力を頂けるようですので、従来どおり、こちらにお問い合わせフォームにご連絡ください。新潟近郊の方のご紹介はもちろん、1人でも多くの外国人帰国困難者がマッチングして救われるよう、引き続きご協力施設を募集しております。(ご連絡先:reservation@bp-shinagawashuku.com )

【追加施設▶新潟県】

帰国困難者の申し込みフォーム

応募フォームはこちらをクリック

San san Yuzawa cafe and bar & Backpackers

住所〒949-6101 新潟県南魚沼郡湯沢町湯沢4丁目1−36

https://sansanyuzawa.com/

【対象者】

 ①ワーキングホリデービザなどで長期滞在を予定していた外国籍の方

 ②入国規制などで帰国困難となり一定期間の滞在が必要な外国籍の方(※対象に留学生を追加)

【内容】

 ・2020年5月7日~6月30日 チェックアウトまでの宿泊を無料提供

※詳細規定は応募フォームの入力前の確認事項を確認ください。

引き続き、東京ゲストハウス品川宿でも帰国困難者の無料宿泊を実施しております。

施設:ゲストハウス品川宿 東京都品川区北品川1-22-16             TEL 03 – 6712 – 9440

※施設に関する詳細は、WEBSITE にて

応募フォームはこちらをクリック

または

下記QRコードからアクセスお願いします。

【以下外国人でお困りの方に転送をお願いします。】

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[Special announcement] Guest House Shinagawa-shuku have started “FREE Stay in Tokyo” plan! In response to the extension of State of Emergency Declaration, Guest House Shinagawa-shuku decided to accommodate for FREE in May ONLY! This Free stay plan was decided by the owner, Taka. He decided to start this plan because almost all his staffs at his guesthouse have traveled in many countries, and during their travel many locals helped them and made their travel more memorable and unforgettable. He thinks that now it is the time to thank the travelers. Taka will provide you Free Japanese rice^^! 
 To apply for this FREE Stay in Tokyo plan, visit the link below;

Guest House shinagawa-shuku website
https://bp-shinagawashuku.com/en/

Application Form:
https://forms.gle/cbzfcm4CwUTNVeoD7

最後に

私達のプロジェクトの期限が6月末となっていますが、帰国困難者が完全に帰国できない場合、宿泊施設としてこの企画の期限を延長をすべきか対応を検討しています。

 7月以降のサポート支援やアイデア、ご滞在の協力など頂ける方、施設様いらっしゃいましたら、引き続きご連絡をお待ちしております。

早く、治療薬ができて平和で旅ができる日が来ることを心から願っています。

次回は月末更新させていただきます!

ブログのご閲覧ありがとうございました。

TEL 03 – 6712 – 9440

reservation@bp-shinagawashuku.com

渡邊 崇志

「多文化共生の基盤づくり」をテーマに、東京都品川区を中心に、外国人旅行者向け宿泊施設「ゲストハウス品川宿」、古民家一棟貸ホテル「Bamba Hotel」(ともに品川区)、「Araiya」(港区) 、アパートメントタイプの民泊施設「kago34」(品川区)、東京都登録観光案内所「品川宿 問屋場」、を運営、2020年東京湾に浮かぶスモールラグジュアリーホテルを受託運営中。現:しながわ観光協会理事、北品川本通り商店街理事、東京都立大学非常勤講師。