地球の縮図 〜僕がゲストハウスで働き始めるキッカケ〜

初めまして。

今回から、隔週で木曜日をブログを担当する

スタッフの「ユースケ」です。

まずは簡単な自己紹介から。

 

愛知県の岐阜寄りの田舎町である瀬戸市で生まれ、高校生まで名古屋の学校に通い、

大学生活はずっと憧れていた京都で過ごしました。

宿場ジャパンに入社してから7ヶ月、名古屋のゲストハウスに転職し、宿業界に関わり始めてから17ヶ月。

新卒後、2年間の広告代理店の営業を経て、去年からゲストハウスで働いているわけですが、

なぜゲストハウスが好きになったのか、ゲストハウスとはどんなところなのか、

自分なりに思うことを書いていきたいと思います。

僕がゲストハウスというものに初めて出会ったのは、大学1年生の夏、

交換留学できていた来ていた友人のスウェーデン人を尋ねて

ストックホルムに行った時でした。

家族旅行に出かけるときはいつも旅館かホテルを利用していたので、

ゲストハウスという存在は知っていましたが、バックパッカーやお金を節約したい人が使う宿だと思っていました。

 

初めてのアジア以外の国が北欧というのは、なんとも贅沢ではありますが、

街はとても綺麗で、美人やイケメンスウェーデン人に囲まれて、

空港についた瞬間からウキウキしていたのを覚えています。

初めの数日間は友人の実家に泊めてもらいましたが、

その後は2週間ほどドイツ、イタリアを回る予定もあったので、

費用はなるべく安く抑えたいという思いで各地のゲストハウスを予約していました。

 

初めて泊まったゲストハウス。

今もまだあるのかないのか、名前すらも覚えてないですが、

1階はカフェ&バーになっていて、世界中からの旅人たちで盛り上がっていました。

英語が全くと行っていいほど喋れなかった当時、その場に飛び込むまでにとても時間がかかった記憶があります。(笑)

男女MIXのドミトリーにチェックインした後、カフェスペースに一人で座っていると、

ドイツ人のゲストが隣に来て話しかけてくれました。

拙い英語力で自分のこと、日本の文化や食事のことを話しながら仲良くなっていった訳ですが、

こんなどこの誰かもわからないやつに気軽に話しかけてくれて、

「日本に行ったときは連絡するよ!」と別れの挨拶をしたこの時、

 

 僕の中で何か今までに味わったことのないような感覚がありました。

 

国籍や言葉、文化の違いなんて、人と人が仲良くなることに関係なんてありませんでした。

 

その後も大学時代を通していくつかの国へ行きましたが、

決まってゲストハウスに泊まるようになっていました。

自分の思い出話が長くなってしまいましたが、、、

ゲストハウスとはこんなところです。

 

世界各国から来る人、その土地の文化、地元の人、

ゲストハウスはまるで ”地球の縮図” です。

どんな制限もなく、人、モノ、文化が集まるんです。

 

 毎日新しい人と出会い、新しい出来事が起こる。

 

ここにいることで、常に自分の考え方は変わっていきます。

毎日早く家に帰ることだけを考えながら仕事をすることはなくなりました。

今日を、明日を、将来をどうやったら楽しく過ごせるか。

そんな気分にさせてくれるところがゲストハウスです。

 

まだゲストハウスに行ったことがない人、

まずは勇気を持って足を踏み入れてみてください。

きっと迎え入れてくれるはずです。

 

 

隔週木曜日(月2回)担当

ユースケ