はじめに
筆不精の代表タカです。突然ですが、昔ラグビーやってました。身体的にも精神的にもハードな練習で追い込まれて余裕がない時、人に優しくできる余裕というのはなかなかなかったです。自分が先輩になり、練習に耐えられる様になってはじめて低学年や後輩に優しくなれたのかな、と思い返します。
今年はご存知の通り、ラグビーワールドカップ日本開催があり、宿場JPチームのシフトフォローのおかげで、僕は、20試合くらいは観戦してきました。
話題になっていましたが、日本ラグビーチーム在籍3年、血縁に日本人がいるなど必要な条件をクリアした外国人はラグビー日本代表(JAPAN)の資格が得られます。今回は約半数のメンバーが国籍が異なるメンバーで、日本代表を背負って、君が代を歌い、JAPANとして戦い涙する姿に、約2ヶ月感動の日々でした。
「多様性」について
最近は、スポーツの世界でも大坂なおみ、ダルビッシュ有、ケンブリッジ飛鳥、松島幸太朗などなど。ハーフや2世、3世など活躍する人材が増えてますよね。海外経験の中でマイノリティーの経験をしたことがある方は少なからず、わかると思いますが、自分が多数派に理解されて仲間だと受け入れられた時、とても嬉しいものです。ラグビーワールドカップでは、韓国人ですが日本代表として大活躍したグジォン選手の涙の負傷退場、そして必死に慰めるメンバーが印象的でした。そこには、日韓の外交悪化など関係ありません。本当に感動しました。
宿の話にも共通点
品川は、訪日客にとって日本で宿泊する最初の日または最終日の地域としてのご利用が多い場所です。そんな場所だからか、宿場JPで働いているメンバーもそれぞれに海外での貴重な経験や心温まるエピソードがあり「多様性」を理解するメンバーが揃っています。
また品川宿を巣立っていった仲間も「多様性」に富んだ人材たちです。中国山東省で2年間日本語教師をして、現地中国人に親切にされた思い出のある、長野須坂ゲストハウス蔵の山上万里奈さん。
日本留学とワーホリで、日本で親切にされ、国際結婚した韓国人、神戸ゲストハウス萬家の朴徹雄さん。
二人とも、それぞれが由縁のある日本の地域の文化を大切に、来訪者と地域を結んで年間60カ国からのお客様を休み無しでお迎えしています。他の地域でも大阪、福島これから宿ができていく地域も、もちろん同じです。
結局、仲間って
お互いの文化を理解して、一緒に地域で生きていく仲間には、国籍や肌の色の違いなどは一切関係ありません。一緒に課題や問題を取り組むとき、むしろ「団結した仲間」になります。理解度に差がある場合、少し余裕のある地域の先輩が後輩をサポートして行けば、じきに差も無くなり、さらには、新しい文化の形やアイデアも浮かびます。
目的が大切で出身やカラーは関係ない
ハーフ、クオーター、2世、3世、移民、日本人も外人も日本で一緒に未来を考えて暮らしていく仲間は、日本人でいいじゃない、まさに”ONE TEAM”
今回はラグビーが気づかせてくれたことのお話でした。ラグビー、ありがとう。
ゲストハウス品川宿 https://bp-shinagawashuku.com/jp/
ゲストハウス蔵 https://www.ghkura.com/
ゲストハウス萬家 https://kobemaya.com/?ckattempt=1